高尚ぶる、

小説も書いてるから読んでね ピース

覚めたくない

 

 

 

眠りたくなくて、よるを延長する。明るくなりかけた空を、きみもみるだろうか。自分の声で目が覚める。となりにひとが居なくて、自分の生きている意味が曖昧に、ぼやけてゆくような。そっちはどう。よるを縫って、きみに会いに行きたい。よるは、波だったり、おおきな布だったりするね。ろくでもない思い出は捨ててしまって、わたしと上塗りをしようよ。ぜんぶ、大丈夫にするから。ずっとずっと、文章越しに、撫でつけている。ねえ。わたしは居なくならないよ。だって、ずっと それをきみの側で証明してきたし。顔に当たるくらいの近さでピースして、きみの幸福にさわる。除菌済みのゆびさき。どこにだって行ける。

 

 

 

アップルパイのアイスを食べた。アップルパイって、あったかくなくても美味しいらしい。なんで? いよいよ『実存』が分からなくなる。中秋の名月じゃなくても月は綺麗だし、言ってしまえば 月よりも、きみと見るコンビニの光りのほうが綺麗だというわけ。キモいかな。別に、いちいち言わないことのほうが輝くな と思って。黙っていたことをひとりになっては数えてみる。記憶に食い込む尖った硝子片。ひかるから、みつけて。

 

 

 

部屋のなか、着なかったワンピース。爪の色。ロックンロールって感じに脱ぎ散らかした洋服たち。積読消化リスト。積読消化にあぶれた本。きみの名前。スリップをずっと着ている。別に誰に見せるわけでもないけれど、『エロい女の概念』っぽくて、ウケています。ひとりで。晩御飯を作るのが面倒なよる。別に良いかな、を続けている。他人と共存したいのか、したくないのか。ひとりのベッドで考えるのと、昼間の教室で考えるのとじゃ、ぜんぜん結論が違うじゃない。きみのこと、消えない飛行機雲みたいに思ってるとき、ある。窓開けて、物思いに耽っていたら 蚊に刺されてしまって 本気で苛つく。部屋の片付け、夜中に食べる苺アイス。街頭の無い、えいえんに続く道端の途中で きみを思って立ち止まる。

 

 

 

なんか、生きてるって感じする?(笑)、人生って つめたく、あたたかくだよね。アイスコーヒーを買ったら、「ガムシロップもう無いの!ごめんね!」と言われる。「ぜんぜん大丈夫ですよ!」と絵文字みたいな声で返して、手に入れた濁った液体は、ビビるほど苦かった。ぜんぜん、大丈夫じゃなかったです。てか、ガムシロップ無いってなんだよ。閉店しろよ(そんなこと思ってないよ)。苦い液体が飲めたらいろいろ克服出来るかな、みたいな浅い考えは砕け散る。もはや、砕け散らせるために考えたから それで良い。「子どもだって思われたくない」という言葉すら滑る年齢。もう、ぐうの音も出ないほど大人。だから、きみと煙草も吸える。生きている鼓動、かんじて。帰り道は暗ければ暗いほうが良い。

 

 

 

めをとじる、

 

 

 

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