高尚ぶる、

小説も書いてるから読んでね ピース

b r ok e n

 

 

お風呂はいって、出たら。2時をまわっていた。

時間配分が下手くそだから、いつも待ち合わせにははやく着きすぎてしまうし。眠るのも下手くそだから、もうよるが終わって朝になっている。午前5時9分。蝉が鳴き出した。ぜんぜん眠くないし、どうしよう。途方に暮れている。わけではない。明日も予定ないし。でも寝たほうがいいのは、しってる。

 


空腹が気持ちいいことだっていうのを、よく忘れてしまう。なにもお腹に入っていないときのほうが文章をたくさん書ける気がするのは、気のせいだろうか。

 


「火傷したところ、いたい? 」。

あれはいつだったろう。忘れられただろうから、わすれたふりをしている。ねむる前にいつも思い出すいつかの記憶は、果物みたいに傷んでゆくだけなの。それとも、そのまんまかな。透明なフィルムに包まれたままのチョコレート、何度も読み返した本、そうじゃない本。落ちたままのクーラーのリモコン。もっとつめたい温度になりたい。そしたら寄り添えるのに。ねむくないけど、ベッドに寝転んでいること。聴きもしない音楽と、ひかりが洩れてるカーテン。いやだな、こういう気持ちは。さみしさばかりが形つくって、なんにも分からなくなるみたい。となりにきみが居ると仮定して、ねむれ。ねむれ。眼を瞑ったらなにが変わるか。わたしはまだしらないままで。

 


よるはねるもので、あさはおきるもの。

そんなの誰が決めるの。知らないけど。じゃあ、きみがねむっているときに起きている。そういうわたしはなにを考えればいいのかなって。なんだっていいよ、って言われそうなことだから、ひとりでかんがえてる。

わたしが居ないときでも、わたしのことおもいだしたりするの?

 


「いいこと」は続くもの?

続いたら終わりそうで、途端に怖くなる。おわりはいつも唐突で、たいせつなことはわたしの知らないところで勝手に終わりを付けられていたりする。

足場はぱきぱきと消えてゆくもの。でも、出来るときも勝手に、作られていたりする。いやだね、さみしいよ。こんな部屋じゃ、なにも喋れないし。よるが足りない。あさになんて、なるなよ。かわってかないで。

 


「わたしはわたしとさようならさよならにいいいみもわるいいみもない わたしとあなたはさようならでもまたすぐあえるっておもってた あんたはあんたでやってりゃいいさよならはすきときらいがごちゃごちゃ もうなんもいらないのもさみしい ほしいものおもいつくさいのうがほしい」、大森靖子はいつだってうたってる。誰にも壊されない世界くらいつくれなきゃ、惰性も犠牲も意味が無い。世界いらないから、きみほしい。みたいな、そういうつまんないわたしのあたまのなかも文章にしたら。いつかこの文章を踏んで、きみまで歩いてゆけるか。「わたし」のことは見せられるけど、「あたし」のことはまだ見せらんないな みたいな。そういうところまで入り込んで掴んで握って、食い込んだ爪 痛いな って、おもわせてほしい。

夏はギラギラかがやく。

わたしの夏は、まだどこにもない。

 

 

 

 

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