高尚ぶる、

小説も書いてるから読んでね ピース

noteに移行しました!

https://note.com/imusm00 移行しました! またみつけてね。 slib.net/a/24674/ estar.jp/users/572100282 kakuyomu.jp/users/issu__i ⇡ 小説を載せています。 note.com/imusm00 imusm00.hatenablog.com (過去ブログ) ⇡ ブログを始めました。 marshmallow-qa…

hurt U

腹のおくが、つめたく冷えているのを感じる。血を流すのは、憂鬱? どうでもいい。ココアを飲んだ。自分で掬うやつは、どうも欲張ってしまうし。最後の方に手に粉が付くのが本当に嫌いなので、いや。本当に。スティックタイプを使っています。寒いんだかさむ…

まばたき

軽蔑、されたくない。そう思ってる。ずっと。日曜に、ぜんぶ嫌になって(いつもだけど)。お米を2合炊いてたくさん食べよう、と思い立った。結果、普通に白米一杯と納豆と野菜を死ぬほど入れた味噌汁を飲んで食事が終わってしまいました。良いんだけど。そっち…

根性 やける

秋が見当たらない。となりは空白。言葉は宙を浮かぶし、触ると遠くへ飛んでゆくよ。言葉をしっかり掴めるようになるのは午前3時23分ごろ。きみの枕元に、やわらかい言葉を、飛ばす。好きな男の夢のなかに出演出来なくったって、生きていていいのだよ わたし…

透明な傷

『The Beguild / ビガイルド 欲望の目覚め』。好きな映画。ソフィア・コッポラ。女たちが水面下で泳ぎ合う。男をみつめる横顔は、たぶんなによりも美しい。そして、影を落とす。月の下で発光する、甘いだけのピンク色に半身を浸したい。たったひとりの男に運…

ラバー

煙がかおにかかって、白く濁る。どんなよるを越えて、ここに来ただろう。いつだって、さみしいような。そんな心地がしているの? 空気がビニルのように、張り付くみたいだ。息が、くるしい。細い手首の骨は、ぎしぎしと音を立てるでしょう。もっとわたしが強…

脳にさわる

「コンビニで一番高いアイスでエロいことをしよう」。コンビニの、いちばん高いアイス。500円いかないくらいで買える、ゆめみたいな時間。避妊具より安い。大森靖子はいつだって、わたしの頭のなかを温いピンクで満たしてくれる。舌が這うような温度。もう随…

舐める汁

秋は、美味しい。という言葉がいまいちピンとこなかった。好きな食べ物は春夏秋冬美味しいもの。わたしにとっての美味しい季節は、いつだって。好きな男が隣に居る季節。たしか、冬だったね。どうだったか。椎名林檎がうたっている、「時間は食べるべきもの…

失望させて、

久しぶりに髪を染める。ネイビー。薬剤が目に抜けて、すうすうするのを感じながら。ビートルズが永遠に流れている美容院。青色は、好きだ。つめたくって、やさしくなさそうだから。いつか、「長いのも、好きだけどね」と絡めとられた髪のさきのこと、思い出…

たべろ

絶望にも種類があって、だからこそわたしたち。よくみえないものばかりを追ってしまう。ものをたくさん食べてしまうとき、なにも食べられないとき。その、差異をみつめる。かわいいサンダル。大学のしらない女の子。だんだん他人になっていくきみの温度に、…

あたらしい薔薇

爪のいろがかわいいね、と言われたことを。眠るまえに思い出して、手首に香水を垂らす。あまいんだか、甘くないんだか。人生は、基本的に地続きだ。梅雨頃にいろいろなことがあって、それでも文章を書いていたら「つよいね」と言われることが増えた。たまご…

現実の拡張

ねえ、どうして。届かないことがあるの。手を伸ばしたって、見慣れた天井があるばかりで。音楽、よるに垂れ流す、ベッドに溶けながら、ただ、耳を傾けている。世界を見下したいのだ。ただ。割れてしまった愛のこと、もう腐って床に滲みをつくっていること。…

覚めたくない

眠りたくなくて、よるを延長する。明るくなりかけた空を、きみもみるだろうか。自分の声で目が覚める。となりにひとが居なくて、自分の生きている意味が曖昧に、ぼやけてゆくような。そっちはどう。よるを縫って、きみに会いに行きたい。よるは、波だったり…

捨てる

コンビニで買ったアイス・ミルクココア。まだ少ししか飲んでいなかったけれど、帰ってきて直ぐに捨ててしまった。今日は、曇っていて。気分が良くも悪くも無かった。5キロもある米の袋は、重くて上手く持てない。毎回溢してしまう。なんだか寂しくなって、床…

転生カレー

大量の野菜スープにいよいよ飽きてしまったので、カレーに転生させることにした。混沌を極めている鍋のなかも、ルーを入れれば問答無用でカレーになる。カレーはエンドカード。いつかともだちと食べたカレーが、何故か重箱に入っていたことを思い出す。消え…

白濁しては

定期的に、大量の野菜スープをつくる。鍋いっぱい。食べきるのにだいたい4日くらいかかる。ひとり暮らしは横暴。自分にやさしいのか優しくないのか、よく分からないことばかりを繰り返してしまう。透明に濁ったスープはわたしのかおを映すが、当たり前にきみ…

断絶すな

窓についた結露を舐めたくなる。 小学校のころの、ゆめをみた。給食センターは大きくて、牛乳の瓶はぶつかり合っては透明な音を立てる。まだ小さくて短い四肢は、いくら擦り傷を作っても、直ぐに治ってしまうから。怪我をするとか、しないとか。赤くなるとか…

体躯

この地獄のことを、いつか忘れる。冬の朝の温度を、わたしはもう覚えていない。大学のピンク色の寮で暮らしていた日々のこと、もう消えかけている。夜中と明け方の間、いつまでも起きているわたしの部屋の扉を叩いたともだちと 転がるみたいにコンビニまで歩…

割れもの

スピッツを永遠に流すよるがある。きみはいま、どの辺りで立ち止まっているだろう。このブログに放った言葉たちをみつめてくれるきみのことを、わたしはとても愛おしく、たいせつに思っているよ。嫌なことがあったろう、うれしいことがあったろう。きみが好…

q .

好きな子が、ツイッターのアカウントを消した。会ったこともない、女の子だった。歪な世界にやわらかく言葉を投げては捨てる、たったひとりの女の子。いままで読んで、さわれていた気になっていたものが 溶けるみたいに消えていく。SNSは、みずの上に浮かん…

はねを折る

9月になってしまったね。要らない思い出は、各々 8月に置いてくることができましたか。わたしは『捨てる』という行為が苦手なので、ぜんぶ全部抱えたまま、ここに来てしまったよ。8月にあるって言われたサークルも当たり前に無いまま、9月。夏が終わる。信じ…

尊いってば

むかしのツイートを遡っていたら、失恋などからものの10日くらいで銀杏BOYZの『GOD SAVE THE わーるど』を聴いては、なにやら感想を呟いていたのでビビる。ええ、まじ? もっと布団と一体化するような、本棚のまえで蹲るような、部屋中の刃物をとりあえず見…

酔生夢死

ティラミスって、「わたしを天国に連れていって」って意味があるらしい。いつか、ひとをケーキに例えたら? みたいな話から、好きなひとに「チーズタルトっぽいね」と言われたのを思い出して、チーズタルトで画像検索をかけた流れで知る。ケーキにフォークを…

あついの、

久しぶりにお酒を飲むと、身体の芯がふやけて 真っ直ぐになっていられなくなった。胸の辺りで熱く渦巻いて、だれの名前を呼べばいいのか分からないまま、この気持ちを、持て余している。甘いだけで締まりのない、砂糖水みたいな恋に半身を浸していないと、書…

白餡

好きだったひとが好きだった音楽を聴くと、好きだったひとを思い出すよりも沢山のことを思い出してしまう。そっちはどう? と、問いかけるよりも遠いひと。高校の頃、わたしは。駅前に出来たイオンを追い越して、誰も使っていないような最寄り駅の高架下で、…

25m

わすれることは恐ろしいこと。好きだったひとの顔も思い出せなくなるけれど、そのときの多幸感だけおぼえているのは 足のつかないプールにいつまでも浮いているのと変わらないことだと思う。浮いている間はたのしいけれど、足がつかないということに気付いた…

異星人

ドアスコープを覗くと、麦わら帽子を被った中年の女のひとが、ほうきで掃き掃除をしているのが見えた。大家さんだろうか。 昨日、はじめてスーパーでおはぎを買った。さいきん観る映画観る映画、おはぎが出てきていて 美味しそうだったから。 父方の祖父母は…

苦虫

記憶まで遠くなって、そのときの温度をわすれること。それがどうしようもなく、寂しくなる。たぶん、わたしが忘れたら誰も覚えていなくなる思い出。忘れたことは、映画と同じで ぜんぶ触れないフィクションになるってこと。きみが触れるところに居ないわたし…

舌のさき

食べたくもないのに、こんな時間にクリームチーズケーキを食べている。柔くて、甘くて、溶ける。ひょっとして想像していたキスっていうのは、こういうものだったんじゃないかしら と思う。クリームチーズケーキと、キス。それよりも遠いところに居る、わたし…

約束はいらない

ともだちが横で眠っている。他人がとなりで眠っている状況は、久しぶりだった。好きな男がたてる寝息を聞きながら部屋の隅の本棚をみつめていたふゆ。もう随分と、とおくまで泳いできてしまった。外はだんだん青くなっていったし、これが永遠なら良いのにな …