高尚ぶる、

小説も書いてるから読んでね ピース

あついの、

 

 

 

久しぶりにお酒を飲むと、身体の芯がふやけて 真っ直ぐになっていられなくなった。胸の辺りで熱く渦巻いて、だれの名前を呼べばいいのか分からないまま、この気持ちを、持て余している。甘いだけで締まりのない、砂糖水みたいな恋に半身を浸していないと、書きたいことなんてひとつも見つけられないのかもしれない。ここのところ、小説もろくに進まない。手首に香水ばかりを垂らしては、持て余している。甘い匂い。嗅いでくれるきみも居ないのに。ベッドに沈む男のことを夢想しては、暗い部屋で天井に向かって手を伸ばす。無為だよ、意味なんてない。手首にきみの舌が這ったのは、いつが最後だったか。あの気持ちを忘れないうちは大丈夫かな って、思ってたんだけど。そうでもないらしい。意味がないことが、耐えられない。ここに居る意味もないなら、と思うけれど。そういうのを見たら途端に、燻った火に水をかけられたような気持ちになるから。黙ってればいいよ。みないままでいいよ。ふさいで。余裕があったら、わたしの目も塞いでほしい。立てないかもしれない、もう。わたしの手を取って。もっと、とおくに連れて行って。

 


21歳で、どんどん女が枯れてゆく。そんな感覚がずっとある。嫌いな女、いつまでも生きていて意地汚い。好きなともだち、たまに悲しそうで わたしがお前の好きな男になれたらかなしみを根源から掬って捨ててやれるのに、と思う。きらい、は、底がない。かもね。わたし、きみのこと嫌いになりたくないな。と思うひとから消えてゆく? 大丈夫、わたしはきみを捨てたりしないから。だからわらってー 、よ。

 


ひかる言葉を掴みたくって、まいにち泣いている。小学校のプールの授業。自由時間には、いつもみずの底に沈んで、水面を見上げていた。だれの声も、聞きたくなかった。でも、きみの声は聞きたいな。電話くれたら、いつでもとるのに。「あいたい」って言われたら、いつでも飛び出せるのに。好きなひとから消えてく。もしかしたら。わたしが、あなたが。振り落としただけなのかもしれないね。失ったものは、特に要らなかったもの。そう思いたくて、うずうずしている。好きだったひと、ずっとずっと 手を繋いでいられたら良かったのに。底に残った甘いのを舐め取る。

 


なまえがほしい。みつけてほしい。わたしずっと、すっと。きみのこと ひとりにしないのに。あまいので包めるのに。よく切れるナイフ、きりさくよるのすそ。みないで。よくわかんない。はやくここまでおよいでみせて。

 

 

 

ここにいるよ💧

 

 

 

@issu___i アンダーバーはみっつ

 


http://slib.net/a/24674/

 

https://estar.jp/users/572100282

 

↑ 小説を載せています

 

https://marshmallow-qa.com/issu___i?utm_medium=url_text&utm_source=promotion

 

↑ まってるよ おくってね