高尚ぶる、

小説も書いてるから読んでね ピース

ラバー

 

 

煙がかおにかかって、白く濁る。どんなよるを越えて、ここに来ただろう。いつだって、さみしいような。そんな心地がしているの? 空気がビニルのように、張り付くみたいだ。息が、くるしい。細い手首の骨は、ぎしぎしと音を立てるでしょう。もっとわたしが強かったら、弱かったら。やさしかったら。そう思って生きるばかりで。わたしのこと、わたしがいちばん分からない。そんなのは、言い訳にしかならないって、知っているけれど。生き延びたよるを、だれのために消費しているのか分からない。本当に欲しかったものは、いつだって手に入らなかったもの。遠くのほうで、光るもの。短く切った髪は、気に入っている。どこまでも泳いでゆけそうだから。「似合っている」と言われて、ほんとうは涙がでるくらい嬉しかった。時間が止まってほしい瞬間にも、大きな時計は無機質に時間を記録し続ける。ひとりは、怖い。きみのこと、傷付けたろうか。もっと、わたしがつよかったら。ごめん、もっと。わたし、どうしよう。ぬるい水、足がつかない最果て。きみの本当の幸い。涙を拭ってもらったとき、やっと生きているって心地がした。いままでのわたしは、たぶん。ここに居られて、すこし生き返れたような。また、死んでしまうのか。街頭がとろけてゆく。ゆめをみるのは、ゆめをみるのは。ひとりきりの部屋、がらんどうで。きみが居たら どんなにしあわせだろう。爪のさきから溶けてゆく。ゆめをみるのは、ゆめをみるのは。

 

 

🌟 たいせつだよ、夜を越えよう。

 

 

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