高尚ぶる、

小説も書いてるから読んでね ピース

ずっと好きだよ

 

 

 

 

実家に帰ると、あったかくてふわふわのいぬが居るので 帰省しているあいだはまいにち抱いて眠っている。とてもかわいい。寝言も言う。わたしは基本眠ることが苦手なので、いぬの無防備な寝顔を何時間もじっと眺めていられる。いぬはねむっている。あたたかく、鼻を鳴らしながら、眠っている。

 


さみしさっていうのは、よるにやってくることが多い。好きな男に暫く会えないよるにやってくる。足音もたてずに入り込んでは、いつの間にかとなりに寝転んでいる。はやく帰ってほしい。帰ってくれ。帰らない。居座っている。

布団に入るとわたしは、だいたい好きな男のことを考える。そういうことをするから眠れないんだ と言われればそれまでだが、じゃあ他にどうやってさみしさとか、泣きそうな気持ちとか 暗い部屋がこわいとか。そういうのを押し込めばいいんだろう。余計なことばかり考えるから、よるは今日も更けていく。好きな男が言ったことを反芻したり、立っていた場所をぼんやり見つめていると、たまにため息といっしょに涙がでてくることがある。眠るまえに涙が流れると、わたしはお風呂あがりに付けた化粧水と乳液の心配をしてしまう。すこし、高いから。すこしばかりまえまで、そこに居たのにな。と思いながら さめざめ、しばらく泣く。泣いたって、来ないもんな。と思い直して、適当に音楽を流して そのまま無理やり眠ったり、無理だったら本を読んだり たまにやけになってなにかを食べたりする。

起きていたって、ろくなことがない。さみしさに任せて連絡もしない。どうせ呆れられるだけだから。なんたって、つまらないかなあ。他にやることはたくさんあるのに。さみしいかなあ。

春の夜はゆっくりと更けていく。なにも成さなければなにも残らないまま。悔しいから、こんな文章を書いたりしている。連絡、ください。

わたしのこと思い出して 泣いたり、嬉しがったり 蹲ったりしてください。

それじゃあ、サヨナラ。またしばらく。

 

 

 

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