高尚ぶる、

小説も書いてるから読んでね ピース

ねばる往生際

 

 

 

 

連絡が来るかもしれないし。

そう思いながらまいにち遅くまで化粧を落とせずにいる。連絡は来ない。肌に悪いから、早く落としてとっとと眠ったほうが良い。そんなことは言われなくてもわかっている。

好きな男の幻影を見ながら眠りに落ちているが、好きな男はたぶんわたしの幻影をみない。好感度が表示されるゲーム画面であれよ、と思うが そもそも対峙すら出来ていないのでわたしにはもうなにも言う権利がないです。

 

今日はハーゲンダッツをふたつ買った。

食べている自分のことは想像できなかった。ハーゲンダッツは冷蔵庫に入っている。ひとり暮らしの冷蔵庫にハーゲンダッツ。勝手に子どもの頃、ひとつ500円くらいするものだと思いこんでいたけれど、実際はもっと安い。だいたい300円くらいで買えてしまう。特別は意外と安い。Amazonを覗けば無愛想な業務用ハーゲンダッツが並んでいる。

好きな男と食べたのは、ピノとソフトクリームだった。あと無理やり食べさせた居酒屋のジェラート。スーパーカップのほうじ茶。

どうせ覚えていないだろう、と思いながら覚えているはず と期待してしまう。確認しないのは怖いからだ。

あいたいときに会いたいと言えなくたって、恋は恋だし さみしいと布団に抱きついてもよるはよるのままだ。紫シャンプーは泡立ちが悪い。髪がパサパサする。撫でてもらう予定もないからなんだっていい。やけになって煙草を3本吸っても、煙のなかから好きな男は現れない。いろんな思い出を飽きても再生し続ける。既読が付いてほしいようなほしくないような。結局いつもなにも言えない。戻りたい、と思うのはこれからを諦めているみたいで嫌だ。ドアスコープを覗いてしまう。わたしに会わずに、どこに生きているんだ。気が狂いそうなよる。ここのところ毎日だ。

きみがわたしのことを想って、蹲っていますように。みんなも祈ってください。ベントラー。それでは。

 

 

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